うなぎへのこだわり

㐂多川が求めるのは、「まるっとして、やわらかく味わいのあるうなぎ」です。しかしながらうなぎの流通量は限られており、普通にうなぎを求めても、理想のうなぎを手に入れることは容易ではありません。当店は信頼のおける専門問屋を通じて、産地にこだわらずその時期に味の良いうなぎだけを厳選して仕入れています。仕入れたうなぎは、良質な長良川系の地下天然水でさらすことで、身が程よく締まり臭みも抜けます。老若男女すべての方に喜ばれるうなぎ。それが㐂多川の理想です。

炭焼きと秘伝のタレ

うなぎの焼き上げは「火力が命」。当店では腹開きにしたうなぎを、厳選した備長炭で「外はしっかり、中はふんわり」とした食感になるよう焼き上げています。うなぎの個体差にあわせて、炭の量や風の送りを調整する。顔にあたる熱気から炭の状態を感じ、落ちた脂が鳴らす音で、うなぎの状態を聴き分ける。当店では職人が長年の経験でこれらを判断し、最良の火加減でうなぎを焼き上げています。

また、タレは創業から40年以上追い足し続けた「門外不出 秘伝のタレ」を使用。地元産のたまり醤油や味醂、砂糖などを使い、濃厚でありながらすっきりとした後味が特徴です。甘すぎず、辛すぎず、誰が食べても美味しい味を目指しています。

「臼挽き山椒」について

岐阜県飛騨産の山椒など、地元を中心に厳選した旬の山椒で手づくりした自慢の逸品。薫りが飛んでしまわないよう石臼で丁寧に挽いているので、濃厚な当店のうなぎにもぴったりです。美味しいうなぎをさらに美味しく召し上がるための名脇役を、是非一度お試しください。

店主の想い

㐂多川2代目からお客様へ。ご挨拶申し上げます。

この地でずっと、
“しあわせいっぱいの一杯”を。

おかげさまで㐂多川は、2020年で創業45年を迎えることができました。先代が岐阜柳津で開店し、約20年前に現在の店舗へ移転。半世紀近く続けてこられたのは、ひとえに「うなぎを愛するお客様」のおかげであると思います。
先代も私も京都で修行しており、和食ならではの丁寧な仕事にこだわりがあります。そして最も大切にしているのは「美味しいうなぎを、いつでも、ずっと食べられるお店」であること。お客様にご提供する1杯は、自分の家族や友人に差し出すつもりで、心を込めてお出ししています。また、家庭的な雰囲気のなかでうなぎを楽しんでいただきたいので、スタッフの接客も大事にしております。家族経営のため、特に繁忙期等は至らぬ点もあるかと思いますが、ここ柳津でずっと愛されるうなぎ店を目指して、これからも精進してまいります。

㐂多川 2代目店主 北川智也
喜多川 2代目店主 写真